アメリカのメディア大手パラマウント・スカイダンスによる、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収を巡る裁判で、カリフォルニア州など12州と和解したと発表されました。

 パラマウントは今年2月、ワーナーを1100億ドル、日本円でおよそ17兆円で買収することで合意しています。

 これに対し12州は、両社の合併によって映画やテレビ市場の寡占が進み、コンテンツ価格の上昇につながるとして買収の差し止めを求めていました。

 今回の和解では、パラマウントがアメリカ国内での映画製作への支出を5年間で少なくとも15億ドル増やすほか、買収後に映画の公開本数を段階的に増やすことなどで合意しました。

 さらにCBSやCNNの報道について、編集上の独立性を確保するため、独立委員会を設置するとしています。

 買収を巡る訴訟は2027年に審理される予定でしたが、今回の和解によって買収手続きが大きく前進することになります。