警察によりますと、19日午後8時半ごろ、前日から周辺でクマの目撃が相次いでいた宮城県塩釜市新浜町1丁目の岸壁で、体長およそ1メートルのクマ1頭がいるのを警察官が発見しました。

 塩釜市によると、追い詰められたクマは岸壁に停泊していたマグロ漁船に逃げ込み、今も甲板にとどまっているということです。

 漁船には複数の乗組員がいますが、鍵のかかる個室にいて、連絡が取れる状態だということです。

 現場は、塩釜港に面した岸壁で、周辺には水産加工会社の工場などが立ち並んでいます。

 この周辺でクマを目撃したという110番通報が数件あったことから警察が捜索したところ、体長およそ1メートルのクマ1頭がいるのを発見したということです。

 警察は周辺を立ち入り規制するとともに、周辺の住民らに警戒を呼び掛けています。

 また市では、緊急銃猟を含めた対応を検討中ということです。

 この周辺では、18日午後8時ごろに新浜町2丁目の市道で、19日午前8時ごろには3丁目の公園で、いずれも体長およそ1メートルのクマ1頭が目撃されていて、警察は同一のクマの可能性が高いとみています。