公安調査庁はオウム真理教の後継3団体について、資産などの報告を義務付ける観察処分の更新を公安審査委員会に請求しました。

 公安調査庁が3年間の観察処分の更新を求めたのは、オウム真理教の後継団体「アレフ」「ひかりの輪」「山田らの集団」の3団体です。

 資産状況などを国に報告することが義務付けられる観察処分は2000年以降、3年ごとに期限が更新されていて、請求は今回で9回目です。

 公安調査庁によりますと、アレフを巡っては報告の一部を怠ったとして、2023年に活動の一時停止を制限する再発防止処分を受け、施設の使用などが制限されています。

 公安調査庁の渡部亜由子総務部長は「3団体は危険な本質に変わりがないうえ、閉鎖的、欺瞞(ぎまん)的体質を保持していることが認められる」と更新請求の理由を述べました。

 今後、観察処分更新の請求を受けた公安審査委員会が決定の判断をする予定です。