感染者の急増を受け職員の自宅待機が増えていることから、宮城県の石巻赤十字病院は31日から、緊急を除く手術を延期するなど診療の一部を制限しています。

 石巻赤十字病院によりますと、先週までで最大約20人の職員が自宅待機となっています。

 子どもの休校や休園で仕事を休まざるを得なかった保護者や、同居者が濃厚接触者となりその検査結果が出ていないことから、自宅待機となっているケースが多いということです。

 このため、石巻赤十字病院では31日から緊急性の低い入院や手術をそれぞれ2割制限しています。

 入院は、1週間当たり30人程度減る見込みです。

 期間は2月末までで、感染状況によっては延長する場合もあるということです。