沖縄県名護市の辺野古沖で船が転覆し、高校生ら2人が亡くなりました。当時、生徒らは救命胴衣を着用していたことが分かりました。
■大波で船転覆 女子高校生ら死亡
名護市の辺野古沖で船2隻が転覆し、乗っていた21人が海に投げ出されました。4人が負傷、うち男女2人が死亡しました。
亡くなったのは船長を務めていた金井創さん(70代)、そして高校の平和学習で訪れていた武石知華さん(17)です。
辺野古の海を知る人 「横波で転覆したとしたら、あんなリーフ(浅瀬)の中はさざ波のような感じで転覆するような波は立たない。普段あり得ないことが起こったんだろうなと」
この船には、平和学習で沖縄を訪れていた京都の同志社国際高校の生徒が乗っていたということです。学校関係者によると、3泊4日の日程で、17日に伊丹に帰る予定だったということです。
12年前、辺野古基地建設に抗議する市民らの様子です。今回転覆した「平和丸」とみられる船も映されています。見える限り12人ほどが乗っている様子が見えます。
現時点で同じ船かは分かっていませんが、今回転覆した平和丸にも12人が乗っていました。
日本水難救済会 遠山純司理事長 「陸岸を見学しようと船の片方に寄ったりすると、復原性が悪くなって、磯波を受けて転覆する可能性は想像できる」
■なぜ?救命胴衣着用で
亡くなった高校生は救命胴衣を着用していました。
遠山純司理事長 「救命胴衣を着て浮いていれば、呼吸が確保でき助かった可能性も。海中に転落した時のショックで(大量の)水を飲んだり、転覆した船内に取り残された場合、命の危険性が生じる」