ゴールデンウイークを前に、旅客船の安全点検が始まりました。消毒液の設置などコロナ対策も重点事項になっています。

 安全点検は、観光や帰省などで利用客が増える大型連休を前に、東北運輸局と海上保安署が合同で実施しています。

 宮城県気仙沼市では、大島汽船の旅客船3隻に職員が立ち入り、消火器の使用期限や救命胴衣の管理状況などを点検しました。

 感染症対策の実施状況も重点事項になっていて、消毒液の設置や座席の間隔なども確認しました。

 国土交通省東北運輸局気仙沼海事事務所千葉薫所長計「特に指摘事項や改善事項はありませんでしたので、会社全体、乗組員を含め安全安心の意識を確認した上で運航していただきたいと」

 安全点検は、21日までに県内13事業所の35隻で行われる予定です。