飲食店などから余ったお酒を買い取り、再販売している業者では、新型コロナの影響で買い取りの依頼が増えています。

 仙台市青葉区にあるファイブニーズ仙台店です。

 日本酒やウイスキーなど、飲食店や家庭で余った廃棄予定のお酒を買い取り、関東の店舗やネット通販サイトで再販売しています。 こちらの店舗では、新型コロナの影響で休業や閉店を余儀なくされた飲食店からの持ち込みが増えていて、2021年は年間の買い取り額が約1億2000万円と、コロナ以前の1.5倍に増えました。

 ファイブニーズは全国に出店していますが、仙台店では飲食店からの依頼が8割を占めていて、他の地域より2割ほど多いと言います。

 ファイブニーズ仙台店小俣省吾店長「仙台にかかわらず、東北全体で外食を控える傾向が非常に多いエリアになってきますので、売却を考える飲食店のオーナーが非常に多いと感じます」

 ファイブニーズ仙台店によりますと、2022年も前年を上回るペースで買い取りの依頼が来ていて、外食を控える傾向が長期化していると話していました。