宮城県内で23日、新たに715人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。前週土曜日より149人の大幅増加です。

 感染が確認されたのは、仙台市344人、大崎市97人、石巻市31人、大河原町27人、柴田町21人、気仙沼市・美里町各20人、多賀城市19人、富谷市17人、岩沼市14人、名取市12人、栗原市9人、東松島市・大和町各8人、白石市・角田市・利府町・加美町各7人、塩釜市・七ヶ浜町・山元町・色麻町各6人、亘理町4人、村田町・涌谷町・松島町・蔵王町各2人、登米市・大郷町・女川町各1人、県外1人です。

年代別では10歳未満173人、10代141人、20代66人、30代 118人、40代128人、50代35人、60代20人、 70代18人、80代8人、90代7人、100歳代1人です。 

宮城県の土曜日の感染者は、2月19日835人(土曜日最多)、26日793人、3月5日664人、12日771人、19日600人、26日564人、4月2日652人、9日と16日がともに566人、23日715人と推移し、前週より149人の大幅な増加となりました。

 多賀城市にある国運営の施設で51人、仙台市の保育施設2か所でそれぞれ15人、12人が感染し、クラスターと認定されました。

 宮城県のまとめによりますと、22日午後1時時点で療養者は5,723人で、内訳は入院136人、宿泊療養935人、自宅療養3,589人、入院・療養先の準備中・調整中698人、療養先調整中365人です。

 確保病床の使用率は、宮城県全体で21.2%(111/523床)、重症病床は7.3%(4/55床)、仙台医療圏に限ると27.2%(93/342床)、重症病床は7.5%(3/40床)です。

 宮城県が発表している21日現在のPCR検査等の実施状況は、18日2,608件(陽性570)、19日2,322件(陽性736)、20日1,885件(陽性515)、コールセンターへの相談件数は、18日556件、19日530件、20日512件となっています。