国会が閉幕し参議院議員選挙へ向け事実上の選挙戦が始まるなか、宮城県警に選挙違反の取締本部が設置されました。

 16日午前10時、県警本部の捜査二課に選挙違反の取締本部の看板が掲げられました。

 県警捜査第二課佐藤宏幸次長「選挙が公正に行われ、国民の意思が政治に正しく反映されることは民主主義の根幹をなすもの。的確に違反取り締まりを行うなどし選挙の公正を確保します」

 県警によりますと、前回2019年の参院選ではポスターやビラなど文書関係での違反が19件あり警告したほか、選挙の自由妨害で1件の検挙があったということです。

 参院選は6月22日に公示され、7月10日に投開票が行われます。