3月の地震の影響で、福島県内の一部区間で運休が続いていた阿武隈急行が、27日に3カ月半ぶりに全線で運転を再開しました。

 運転をを再開したのは、最後まで運休が続いていた福島県内の福島駅と保原駅の間です。

 阿武隈急行は、宮城県と福島県で最大震度6強を観測した3月の地震で、レールのゆがみなどの被害が出て約1カ月にわたり全線で運休しました。

 宮城県内の区間は約1カ月後に運転を再開しましたが、福島県内ではホームの損傷など被害が大きく復旧工事に時間がかかり、3カ月半ぶりの全線再開となりました。

 なお、7月3日までは安全確認をしながら速度を落として運転するため、本数を減らした臨時ダイヤとなります。