下水に含まれるウイルスの量から仙台市内のコロナ感染者数を予測する東北大学の調査で、今週は横ばいで推移するという結果が示されました。

 東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、仙台市内の下水から検出される新型コロナウイルスの濃度や過去の感染状況を分析して、感染者数を予測しています。 今週の感染者数は992人と、先週の実測値を17人上回り、横ばいで推移する予測が示されました。

 佐野教授は、季節外れの厳しい暑さが続く中で、感染対策と暑さ対策をうまく両立してほしいと話します。

 東北大学大学院工学研究科佐野大輔教授「熱中症を防ぐためにエアコン等をしっかり使って過ごしていただきたいが、可能な限り感染対策という意味では換気も取り入れた形での対応というのが重要ではないかなと」