記録的な大雨から1週間。被災した観光地・松島ににぎわいが戻ってきました。

 松島町では、7月15日からの大雨で、土産物店や住宅など約500戸が床上・床下浸水するなどの被害が出ましたが、商店街は元の姿に戻り、家族連れなどでにぎわっていました。

 福島から来た親子「1週間前、来れるかなと思ってたんですけど、何事もなく観光できる状態で良かった」

 こちらの飲食店は、床上20センチほどまで浸水しましたが、清掃作業を行い、17日から営業を再開しています。

 海鮮焼松島串や・小島恭一代表「冷蔵庫とか、そういうものも駄目かと思ったんだけど、どうにか持ちこたえた。きょうも結構(人が)出てくると思いますよ。(状況は)良くなってることは良くなってる。大丈夫」

 遊覧船を運航する松島島巡り観光船企業組合でも、大雨で、航路の安全確認作業に追われましたが、17日に営業を再開しました。

 この土日は、感染拡大前には及ばないものの、乗船客は去年の2倍ほどに増えているということです。

 今、心配なのは感染者数の増加です。

 松島島巡り観光船企業組合・高野裕太さん「コロナの人数というのがどこまで増えるのか。去年、おととしみたく人の流れがなくなってしまうのかと不安材料としてある」