宮城県で6日、新たに3,055人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。土曜日としては7月30日の2948人を87人上回り過去最多の感染者数です。また、仙台市で患者1人が死亡しました。

 感染が確認されたのは、仙台市1,667人、石巻市158人、大崎市142人、多賀城市100人、名取市92人、富谷市83人、栗原市70人、気仙沼市66人、岩沼市64人、登米市63人、塩釜市55人、東松島市48人、利府町・大河原町各42人、白石市34人、柴田町31人、亘理町30人、大和町29人、角田市28人、加美町25人、山元町23人、美里町22人、蔵王町16人、七ヶ浜町14人、大衡村・南三陸町各12人、村田町・松島町・丸森町・色麻町各9人、大郷町・涌谷町各8人、川崎町7人、女川町6人、県外2人です。

 年代別では10歳未満489人、10代331人、20代467人、30代488人、40代461人、50代333人、60代211人、70代149人、80代83人、90代20人、100歳代3人です。

 仙台市の新規感染者1,667人のうち4人は、感染者の濃厚接触者のうち症状があり検査を行わず医師の判断で陽性とされた、いわゆるみなし陽性者です。

 宮城県の土曜日の感染者は、7月2日246人、9日512人、16日958人、23日2,208人、30日2,948人、8月6日3、035人と推移しています。

 また、県内の医療機関に入院していた80代の男性が死亡しました。県内の死者は累計で223人となりました。

 宮城県のまとめによりますと6日午後1時時点で療養者が過去最多の3万2351人で、内訳は入院が過去最多315人、宿泊療養も過去最多1,596人、自宅療養過去最多2万5370人、入院・療養先の準備中・調整中5,607人です。

 確保病床の使用率は、宮城県全体で46.8%(252/538床)、重症病床10.9%(6/55床)、仙台医療圏に限ると56.3%(201/357床)、重症病床は15.0%(6/40床)です。

 宮城県が発表している8月4日現在のPCR検査等の実施状況は、1日4,818件(陽性3,572)、2日3,421件(陽性3,309)、3日3,112件(陽性2,379)、コールセンターへの相談件数は、1日1057件、2日1013件、3日1002件となっています。