仙台市は、仙台駅東口の大規模接種センターが閉鎖され集団接種会場が混雑していることから、8日の対策本部会議で集団接種の枠を拡大することを決めました。

 仙台市の集団接種は、市内6カ所の会場で土曜日と日曜日に行われているほか、仙台駅西口の会場では水曜日と木曜日の夜間に実施されています。

 7日、仙台駅西口の集団接種会場は予約枠の840人分がすべて埋まり、朝から混雑していました。

 「受験なので受験の時にコロナにかかりたくないと思って受けました」「1回目なんですよね。最初は意地でも打たないかなと思っていたんですけれども、感染とかじゃなくて、症状が出づらくなると聞くんで受けといたほうが良いなと思って」

 仙台市によりますと感染者の急増に加え、県の大規模接種センターが7月末で終了したことから募集をかけた集団接種の予約枠は18日まで埋まっています。

 仙台市ワクチン接種推進室長谷川蔵人運営担当課長「集団接種については前回開放した枠については、ほぼほぼその日のうちに埋まってしまうという形で接種ニーズの高まりを感じている」

 このような状況を受け、仙台市では8日午後3時に対策本部会議を開き、接種機会の確保を図ることを決めました。

 集団接種についてお盆期間中の13日以降に夜間接種枠など6000人分を追加し、接種機会の確保を図ることにしました。

 次の予約受け付けは、9日午前8時30分から開始します。