感染者の急増を受け、宮城県が先週から運用を始めた陽性者登録センターについてです。８日までに４１５人が陽性と認定され、登録したということです。

　検査などでひっ迫する医療機関を支援しようと、県が５日から運用を始めた検査キット配送・陽性者登録センターで、仙台市医師会に所属する医師が常駐しています。

　症状が出た人はこのセンターに申し込み、送られてきた検査キットを使って自分で検査し、陽性反応が出た場合は報告を受けたセンターの医師が最終的に陽性かどうか判断します。

　８日までに市販の検査キットや県内に１６４カ所設けた無料ＰＣＲ検査場で陽性と判明した人を含めて、４１５人が登録をしたということです。

　このセンターでは、検査キットの配送を１日当たり１０００個を上限に受け付けていましたが、申し込みが殺到したため８日は２０００個にまで増やしました。

　しかし、受け付け開始から１時間も経たずに上限に達しました。

　このため、県では１人ができる申請を１日１回限りとし、２日連続の申請はできなくするなど制限を設け、協力を呼び掛けています。

　村井知事「症状のある方が申し込んで次の日あたりにキットが送られてくるということですから、そういった意味では症状のある方に是非使っていただきたいとお願いしたいと思います