27日に開かれる安倍元総理の国葬について、村井宮城県知事は県庁本庁舎など関連施設に半旗を掲げ弔意を示す考えを明らかにしました。

 村井知事は5日の会見で、27日に国葬で開くことが決まった安倍元総理の葬儀について、県庁や県の出先機関などで半旗を掲げる考えを示しました。

 村井知事「県庁としては本庁舎と地方機関でそれぞれ半旗を掲げて、県としては弔意を示したい、県としての弔意を示したい」

 安倍元総理の国葬をめぐっては政府が8月、費用を国が全額負担し執り行うことを閣議決定していますが、半旗の掲揚は弔意を示すことを押し付けるとして自治体への通知を行わない考えです。

 村井知事「国民として自治体として宮城県は、安倍元総理の功績に敬意を表して半旗を掲げる」

 宮城県ではこのほか、塩釜市の佐藤光樹市長と大崎市の伊藤康志市長が、それぞれ半旗を掲げる方針を示しています。