宮城県で8日、新たに502人の新型コロナウイルス感染と2人の死亡が確認されました。

 感染が確認されたのは、仙台市発表分が232人、宮城県発表分が270人です。

 8日の感染者のうち、抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり、陽性者サポートセンターに登録した人は54人です。

 年代別では、10歳未満が68人、10代70人、20代68人、30代80人、40代75人、50代42人、60代28人、70代24人、80代25人、90歳以上22人です。

 宮城県の土曜日の感染者は、9月3日1636人、10日1277人、17日999人、24日325人、10月1日719人、8日502人と推移しています。

 全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は重症化リスクが高いとして保健所に発生届が出された分だけが公表されています。

 多賀城市17人、名取市6人、登米市5人、栗原市4人、石巻市・大崎市各3、人、柴田町2人、白石市・岩沼市・東松島市・角田市・塩釜市・亘理町・美里町・川崎町・七ヶ浜町・利府町・加美町・大河原町各1人です。

仙台市は発表していません。

 また80代女性と60代男性の死亡が確認されました。

 高齢者施設3か所でクラスターが発生しました。多賀城市の2か所それぞれ25人、10人、名取市で7人の感染が確認されています。

 宮城県によりますと、確保病床の使用率は県全体で16.8%(100/597床)、重症病床は1.8%(1/55床)、仙台医療圏に限ると19.0%(76/399床)、重症病床は2.5%(1/40床)です。

 6日現在のPCR検査等の実施状況は、3日2443件(陽性674)、4日1832件(陽性811)、5日1451件(陽性344)、コールセンターへの相談件数は、3日545件、4日363件、5日344件です。