雪の季節が近づいてきました。仙台市太白区では、冬の運転に慣れていない人を対象に研修会が開かれ、参加者が凍結した路面でのブレーキのかけ方などを学びました。

 太白区中田の南仙台自動車学校では、冬の道路の運転に慣れていない企業の新入社員など、20人を対象に研修会が開かれました。 参加者は、凍結した路面を再現したコースを走り、車がスリップした際のブレーキのかけ方や、緊急回避の方法などを実際に車を運転して学んでいました。

 参加者「実際にそういう場面になったら、急ブレーキとか急ハンドルをなるべくしないようにして、車間距離とかを気を付けるようにしたいなと思いました」

 仙台南警察署阿部博文交通課長「1割の速度抑制、2倍の車間距離、3分早めの出発ということで、余裕を持った運転を心がけて欲しいと思っております」

 11月に入ると雪が降らなくても放射冷却により路面が凍結する場合があるため、警察では安全運転と早めのタイヤ交換を呼びかけています。