仙台市は、2022年の夏のボーナスを支給した際に発生する源泉所得税の納付が遅れたため、延滞税など5000万円余りが課される見込みになったと発表しました。

 仙台市によりますと、6月末に職員に支給したボーナスにかかる源泉所得税の納付期限が7月11日だったにもかかわらず、納付が3週間以上遅れたということです。

 このため延滞税と不納付加算税、合計約5000万円を支払う義務が課される見込みになったということです。

 8月に納付作業を進めていた担当者が期限を誤って認識していたことに気付き、判明しました。

 市は指導監督が不十分だったとして、担当部局の幹部職員ら約5人を減給10分の1や戒告などの処分としました。

 市はマニュアルを刷新するなどして、再発防止に努めたいとしています。