宮城県の気仙沼湾横断橋で、ドローンなどの最新技術を導入した点検が行われました。

 2021年3月に開通した気仙沼湾横断橋は、全長1344メートルで塔からケーブルで道路を吊り支える斜張橋としては東北で最長となります。

 24日に開通後初めてとなる点検が行われ、ドローンや自動ロボットといった最新技術が試験的に導入されました。

 これらの機器にはカメラが搭載されていて、橋の裏側や高い場所といった人が近付きにくい場所を撮影し、損傷がないかなど確かめました。

 横断橋は足場の設置や目視による点検が困難な場所も多く、最新技術の導入で安全性や効率化が図られるとしています。

 東北地方整備局では、今回の結果を踏まえ新たな点検マニュアルを作成する方針です。