仙台市内の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の下水調査で、今週も高止まりが続く結果が示されました。

 東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウイルスの濃度などから毎週、仙台市内の感染者数を予測しています。

 先週、仙台市内で感染が確認された人は、予測値1万1129人に対し1万1328人と、前の週をわずかに下回り8週ぶりに減少しました。

 一方で、ウイルス濃度はここ数週間ほとんど変化しておらず、今週の予測は約1万2000人と第7波のピークに迫る高い水準が続く見通しが示されました。