季節外れの暖かさに気が気ではないのがスキー場の関係者です。ゲレンデの積雪量はぎりぎりの状態で、早く冬に戻ってほしいという声が聞かれました。
仙台市泉区のスプリングバレー仙台泉スキー場です。午前中は晴れて風も無く絶好のスキー日和となり、多くの人でにぎわっていました。
「山って吹雪のイメージなので(こんなに天気が良いのは)貴重な経験」「晴れの中でのスキーは景色もいい」
こちらのスキー場の午前10時ごろの気温は8℃。例年であればマイナス3度程なので約10℃も高くなりました。
スプリングバレー泉仙台高橋和孝課長「例年よりも積雪が少ない状況ですね。積雪があるように見えますけど、かなりぎりぎりの状況ですね」
今シーズンは気温の高い日が多く、1月に入ってからは晴れて雪が少なかったため、ゲレンデの脇の方では所々で山肌が見えていました。人工降雪機も追い付かない状態です。
スプリングバレー泉仙台高橋和孝課長「せめて気温が低くなってくれれば降雪機でコンディションを維持できるので、冬の気候になることを期待している」