13日の宮城県は朝は冷え込みましたが、その後気温が上がり、最高気温は仙台で15.1℃と4月中旬並みの暖かさとなりました。

 13日朝は放射冷却により最低気温が仙台で1.4℃、丸森でマイナス5.6℃、鹿島台でマイナス5.1℃となるなど各地で冷え込みました。

 市民「予想していたよりも寒いです」「思ったより寒かったなって思いましたけど、暖かいのを期待してたのでこれから上がってくれるのかなって思います」

 その後、気温は午前中からぐんぐん上がり最高気温は丸森で15.7℃、仙台で15.1℃、志津川で14.6℃、築館で13.2℃などと4月上旬から中旬並みの所が多くなりました。

 1月に仙台で最高気温が15℃以上になるのは、2010年の1月28日の15.1℃以来13年ぶりです。

 季節外れの暖かさに、街ではコートやマフラーを手に持って歩く人の姿が見られました。

 「朝は寒かったです。今暑いです」「ちょっと冬着みたいな格好してますけど、これだと暑いので汗かいて」

 仙台市宮城野区の榴岡天満宮では、11日は2、3輪しか咲いていなかった早咲きの梅が、この暖かさで咲き進み13日は30輪以上で花が確認されました。

 榴岡天満宮の担当者は、こちらの梅の木について2月中旬以降に見頃を迎えるのではないかと話していました。