1年の無病息災と家内安全を願うどんと祭が14日、宮城県の多くの神社で開かれます。

 仙台市青葉区の大崎八幡宮では、今回も新型コロナの感染対策を取りながらの開催となります。

 前田さつき記者「どんと祭の開催は14日ですが、大崎八幡宮には既に多くの方が正月飾りを持ち込んでいます。身長153センチの私と比べると、既に倍ほどの高さになっています」

 参拝客「このごろは前の日に(来る)。夕方になると込み合いますし、スムーズに通れる時に来ました」「妊娠中からのいただいていたものとかを、前の年は来られなかったのでその分も一緒に焼いてもらおうと思って来ました、ようやく」

 大崎八幡宮では、マスク着用の呼びかけなど前の年と同様の感染対策を講じて開催します。

 屋台の出店は約70店舗で、コロナ前の7割ほどとなっています。

 裸参りでは、参列者は前年に続き私語を慎むためにくわえる含み紙ではなく、マスク姿で練り歩きます。

 コロナ前は、地元企業など約3000人が参加していましたが、自粛する動きもあり申し込みは8日時点で約900人となっています。

 前の年の人出は、例年に比べて5万人ほど少ない10万2000人でした。2023年はやや多い11万人を見込んでいます。

 会場周辺では、14日の午後4時から午後9時まで駐停車禁止や車両通行止めなどの交通規制が行われますのでご注意ください。