宮城県立精神医療センターを名取市から富谷市に移す県の構想について、障害者や支援者らが反対の署名目録を県に提出しました。

 1日、障害者や支援者らでつくる団体の代表ら6人が県庁を訪れ、移転反対の要望書と1587人の署名の目録を担当者に渡しました。

 富谷市への移転は名取市周辺に住む医療従事者の退職の引き金になりかねず、近隣の医療機関との連携を含めた地域包括ケアのシステムが失われると訴えました。

 県保健福祉部の伊藤哲也部長は「年度末を念頭に、協議検討の状況を表に出せるようにしたい」と答えました。