宮城県石巻市は、3月11日に東日本大震災の追悼式を開催すると発表しました。また、被災した大川小学校の劣化対策費を予算措置したことも発表しました。

 震災から12年となる石巻市の追悼式は、3月11日に石巻南浜津波復興祈念公園で開かれます。

 式には、遺族や来賓など約60人が参列し地震が発生した午後2時46分には黙とうが捧げられます。午後1時から午後5時までは、一般の参列者の献花が行われます。

 各総合支所など市内6カ所にも献花場が設けられるということです。

 斎藤正美石巻市長「最大の被災地石巻がしっかりと式典を、簡素化にはなっているが式典を挙行してご冥福をお祈り申し上げるのは我々生かされた者として当然のことだと思っている」

 また、震災の津波で児童と教職員計84人が犠牲となった大川小学校について、天窓の破損やコウモリの対策など、校舎の劣化対策費として1000万円を新年度予算案に計上したということです。