仙台市太白区長町にある住宅展示場が、29日にリニューアルオープンします。エコな暮らしがテーマです。

 29日に新装オープンするのは、長町住宅展示場緑と風のガーデンです。

 28日は関係者約100人が出席して、内覧会が行われました。

 展示場では、11社のハウスメーカーが最新のモデルハウスを公開しています。

 太陽光発電のパネルが設置された住宅や、冷暖房費を節約できる大型のブラインドを備えた住宅などエコな暮らしがテーマとなっています。

 住宅を建てるための土地探しをサポートするコーナーも設けられています。

 第一広告社尾形雄一郎社長「本展示場はサステナブル(持続可能)をテーマにエコで地球に優しい住宅、また、緑豊かな植栽に囲まれた幸せな暮らし。そういったものを新しいこの時代に提供し続けていく住宅展示場でありたい」

 長町住宅展示場緑と風のガーデンは、地下鉄南北線の長町南駅から徒歩5分、営業時間は午前10時から午後6時までとなっています。

 七十七リサーチ&ンサルティング田口庸友主席エコノミスト

「宮城県の戸建て持ち家比率は、全体で51.2%、マンションなどが多い仙台市を除くと69.3%となっていて全国平均の50%を大きく上回っています。

 少子化による世帯人員の減少や、建設コストの抑制のため、10年前と比べ床面積が1割ほど小さいコンパクトな家が購入されています。

 省エネなどの環境性や機能性に加え、おしゃれな内装やデザイン性などが重視される傾向にあります」