G7広島サミットや仙台科学技術大臣会合の開催を前に、テロにつながる危険物の持ち込みを防ごうと仙台空港では税関による水際対策が強化されています。

 仙台空港では9日、横浜や塩釜からの応援を含む22人の税関職員に対し、源新英明横浜税関長が訓示を行いました。

 職員らは19日から始まるG7広島サミット前後の取締強化期間中、爆発物やけん銃などのテロ関連物資の持ち込みが無いかを厳しくチェックする水際対策に当たります。

 爆発物を臭いで探し当てる爆発物探知犬の訓練が報道陣に公開されました。

 訓練に参加した8歳のメスのシェパード、アリーは、並べられた9つの段ボール箱の中から火薬類の臭いがする1箱を見つけると、その前に座って職員に知らせていました。

 横浜税関源新英明税関長「国際的に重要な会議でございますので、円滑に行われるようにセキュリティの確保に全力で取り組むこととしています」