震災後に新たに造成された、宮城県石巻市万石浦の干潟でアサリ漁が始まりました。

 万石浦の干潟でアサリ漁が解禁され、漁業協同組合の組合員やその家族ら約100人が、熊手で砂をかき分けアサリを掘り出しました。

 震災前に約50トンの水揚げ量を誇っていた万石浦は、震災による地盤沈下で干潟が失われましたが国や県が復旧に取り組み2017年から漁が再開しました。

 県漁協では、2023年の出荷量を推定生息量の約3割に当たる7トン以下、かつ長さ1.8センチ未満の貝の採取を禁止し資源量を守ります。

 2023年の漁は、6月中旬まで計4日間を予定しています。