新型コロナが5類に移行して1カ月半が経ちますが、仙台商工会議所の調査で、仙台市中心部の人出がコロナ前の9割まで回復していることが分かりました。

 仙台商工会議所は5月26日金曜日と28日日曜日の2日間、JR仙台駅や駅周辺のアーケードなど8地点で歩行者の数を調べました。

 それによりますと、5月26日金曜日の平均歩行者数は3万5351人で、8地点全てで前の年を上回りました。コロナ前の2019年と比べると、9割近い人出です。

 28日日曜日の平均歩行者数は3万9908人で、この日は雨でしたが2019年と比べると8割以上に回復しています。

 仙台商工会議所は「コロナ禍で落ち込んだ観光客を中心に5類移行で戻ってきたことが要因の1つ」と分析しています。