東北電力の株主総会が開かれ、一部の株主から電気料金の値上げに関連し発電コストの公開を求める提案が出されましたが、否決されました。

 総会では、原発に反対する株主から厳しい意見が出されました。

 株主「6月から25%も値上げをして庶民を苦しめているわけです。庶民の苦しみに乗じて原発の電気は安い、原発再稼働で電気代が抑えられるといった偽りの宣伝がなされている」

 原子力を含む発電方法別のコストの公開を求めましたが、会社側は競争力に関わるため公開できないとした上で、女川原発の再稼働に理解を求めました。

 樋口康二郎社長「女川(原発2号機)の再稼働によりまして燃料費の削減、そしてCO2の削減、電力の安定供給に貢献できる」

 また、株主から競合他社の顧客情報を送配電子会社の端末などを使い不正に閲覧していた問題に関連し、再発防止策として子会社株の売却が提案されました。

 これに対し会社側は、電力の安定供給などを理由に現状維持を訴えました。

 採決の結果、会社提案が可決された一方、株主提案は全て否決されました。