フリマサイトのメルカリで、他人名義のクレジットカードの情報を使って商品を不正に購入し転売したとして仙台市若林区の男ら5人が逮捕されました。被害総額は1億円以上とみられます。

 電子計算機使用詐欺の疑いで埼玉県警に逮捕されたのは、若林区大和町に住む会社員、諸岡佑樹容疑者ら男女5人です。

 諸岡容疑者らは2021年から2022年にかけて、不正に入手した他人名義のクレジットカードの情報を使いメルカリなどでゲーム機や家電などを購入した疑いが持たれています。

 警察は、捜査に支障があるとして5人の認否を明らかにしていません。

 諸岡容疑者らは「SNS上の闇バイトに応募した」と話していて、これまで約400人分のカード情報で不正購入し、被害額は1億円以上とみられています。

 諸岡容疑者は購入した商品を転売し、売り上げの一部を指示役に送金していたとみられ、警察は指示役についても調べを進める方針です。