宮城県気仙沼市で見つかった国内最大級のアンモナイトの化石の展示が、25日から仙台市青葉区で始まりました。

 東北大学総合学術博物館で25日から常設展示されるのは、直径1.2メートルを超える巨大なアンモナイトの化石です。1967年に気仙沼市大島の海岸の地層から発見されました。

 アンモナイトは、約4億年前から6600万年前にかけて生息していた軟体動物で、1メートルを超える個体は非常に珍しく、国内で数体しか見つかっていません。

 研究で広く活用するため、2022年4月に東北大学に寄贈されました。

 今後、進化の歴史や海の環境の変化の解明につながると期待されています。

 博物館は、午前10時から午後4時まで開いています。