子どもたちに海上保安庁の仕事を知ってもらおうと、宮城県塩釜港で15日、巡視船が一般公開されました。

 公開されたのは宮城海上保安部の巡視船「まつしま」です。このイベントは、海上保安庁が自分たちの仕事を知ってもらおうと開いたもので、親子などが参加しました。

 参加者は、操舵室で海の地図の見方を教わったり、双眼鏡をのぞいて船からの景色を楽しんだりしていました。

 また、救助の時などに使うしっかりと結べてほどきやすい「もやい結び」というロープの結び方も学びました。子どもたちは見学ルートに用意された巡視船の仕事にまつわるクイズを解くなどして楽しんでいました。

 参加した子「(クイズは)ちょっと難しいのはあったけど簡単なやつもあった。双眼鏡のぞいたりとか楽しかった」

 第二管区海上保安部総務課・西村拓也課長補佐「普段私たちの活動を知ってもらう機会はありませんので、実際に見てもらって興味を持ってもらうということは非常にうれしいことですので、今後も様々なイベントを企画していければと考えております」