青森県八戸市の駅弁業者、吉田屋の弁当を食べた人が体調不良を訴えている問題で、宮城県で症状を訴えている人は19人まで増えました。

 宮城県と仙台市の21日午前9時までの集計によりますと、症状を訴えている人は仙台市のほか大崎や仙南の保健所管内にも広がり、6歳から94歳までの男女19人に上っています。

 19人は、宮城県のスーパーで売られていた吉田屋の弁当、函館わっぱめし海鮮ミックスを16日に食べ、おう吐や下痢といった症状を訴えています。ご飯がネバネバしていたとの証言もあります。

 19人のうち3人が入院し、2人は退院したということです。

 県と仙台市の保健所は、八戸市保健所の調査に協力していくとしています。