女性の活躍の場を広げ働きやすい職場環境を確保しようと、タクシー会社の女性ドライバーたちが意見交換をする女子会が開催されました。

 男性色が強いタクシー業界で女性が働きやすい職場環境を作ろうと、第一交通産業グループが開催した女子会には、宮城県のグループ会社からドライバーを中心に女性社員15人が参加しました。

 女性ドライバーと分かりやすい車両を採用してほしいという意見や、自転車や車いすなどの積荷が重くて大変などの意見が出されました。

 「電動車いすも後ろに積み込まなきゃならないんですけど、かなり重いですね」「腰を痛めたりしますよね」

 全国の第一交通産業グループの女性ドライバーは10月末時点で934人と全体の1割を占めていて、女性が安心安全に働ける職場環境が求められています。

 第一交通産業グループ宮城地区橋本博介社長「ライドシェア、乗務員不足、乗務員の高齢者の問題がありますので、1つでも解決につなげるようにこの会を開いております」

 第一交通産業グループでは意見を反映し、今後の取り組みに生かしていきたいとしています。