仙台市泉区のスプリングバレー仙台泉スキー場で、シーズン中の安全を祈る神事が行われました。これまでのところ積雪が無く、15日に予定していたオープンは延期されました。電気料金の高騰を受けて、前年に続きリフト代を値上げしました。

 スプリングバレー仙台泉スキー場の安全祈願祭は14日、関係者ら約50人が参加して行われました。スキー場は15日にオープン予定でしたが。

 東海林真衣記者「本来50センチ積もるとゲレンデを作って滑ることができますが、積雪がほぼ無い状態となっています」

 14日の時点では、山頂でも積雪はゼロ。例年より気温の高い日が続いているため、人工降雪機で雪を作ることもできていないということです。

 スキー場では15日以降に雪が降り気温も下がる見通しであることから、20日をめどに12コースあるうちの中級の1コースでオープンできるよう準備を進めることにしています。

 スプリングバレー仙台泉スキー場高橋和孝営業課長「今週末から雪の予報が出ておりますので、雪が降りましてコース準備ができ次第1日でも早くオープンしたいと思っております」

 今シーズンは、電気代の高騰を受けてリフト券の料金を最大で300円引き上げました。

 スプリングバレー仙台泉スキー場高橋和孝営業課長「(値上げした分)いかに快適にスキーやスノーボード、そり遊びができるかをスタッフ一同でサービスの向上と、あと快適に楽しんでいただけるよう細かいところまで気を付けていただきながら楽しんでいただければ」

 スプリングバレー仙台泉スキー場では、前のシーズンより7000人多い7万2000人の利用客を見込んでいます。