宮城県石巻市の一般社団法人日本カーシェアリング協会は、能登半島地震への支援を継続するため廃車を引き取るプロジェクトを始めました。
日本カーシェアリング協会では、これまで被災地に約40台の車を貸し出していますが、当初は100台の貸し出し予定が現在は300台にまでニーズが増えているということです。
協会は支援活動を継続させるため、不要になった車の提供を呼び掛ける新しいプロジェクトを立ち上げました。
日本カーシェアリング協会石渡賢大事業部長「3500万円以上の費用がかかってくるだろうと計算していて、何とか走りながら確保していかないとそこまで続けていけないとという切実な思いがある。協力を皆さんにいただけたらと」
寄付で提供された車は、車検が3カ月以上残っていてスタッドレスタイヤが使える状態であれば、そのまま被災者に貸し出します。 廃車となる車でもリサイクル会社に引き取ってもらい、パーツ代などを活動資金に充てていくということです。
廃車でも1台当たり4万円ほどの価値があるということで、協会は250台を寄付して1000万円の資金を確保したいとしています。
日本カーシェアリング協会石渡賢大事業部長「車を手放す機会のある方がいらっしゃいましたら、是非私たちに声を掛けていただいて能登半島で被災された方の支援に一緒に関わってもらえたらと思います」
問い合わせは、日本カーシェアリング協会のホームページか、電話0225−22−1453までお願いします。