能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市で災害ごみの処理を支援するため、仙台市は職員とごみ収集車を派遣します。

 1次隊として派遣される職員6人が出席して出発式が行われ、郡仙台市長が激励の言葉を送りました。

 郡市長「1日も早い現地の復旧復興が成しえるように、そして東日本大震災の折に(行政と民間が連携した)仙台方式と言われた処理の仕方を現地でしっかりできるように力を発揮していただきたい」

 輪島市に派遣されるのは環境局の職員延べ16人とごみ収集車など延べ3台で、2月24日から3月10日まで災害ごみの収集や運搬を行うということです。

 仙台市は、2023年7月から10月にかけて記録的な大雨で被災した秋田市と福島県いわき市へ職員とごみ収集車を派遣していて、浸水した住宅から出た災害ごみの処理を支援しました。

 青葉環境事業所阿部和則所長「震災の時に多くの地域に助けていただきました。その時の恩義をいくらかでも今回返すことができればという思いで臨みたいと考えております」