宮城県の塩釜港で宮城海上保安部の巡視船から重油が流出した問題で、佐藤塩釜市長は国が速やかに賠償金を支払うよう改めて求めました。

 佐藤光樹塩釜市長「一時金でもいいから、そうしないと生活が成り立たないというのが生産者の皆さんのお声。補償を早く決めてほしい。それが決まらないと、ずっと毎日不安の中で回収作業に明け暮れていると」

 4月28日には、国や宮城県が対応を協議する会合を開催し、生産者への賠償金の支払いや風評被害対策について確認していました。国による賠償の具体的な開始時期に関しては、決定していません。

 佐藤光樹塩釜市長「決まったものからお支払いをしたいと。前から比べ補償はしますという話からすると、前向きなお答えをしていただいた」

 佐藤市長は現在もワカメやノリなどの廃棄が続き、作業にかかる経費が増大していることや梱包資材関係の企業や観光業への影響にも触れ、生産者以外への補償対応も慎重に検討するよう求めました。

 県漁協によりますと、漁業被害は分かっているだけで約5億9000万円に上るということです。