新年度のスタートに合わせ村井宮城県知事が職員に訓示し、新年度は半導体産業の振興や人口減少対策などに力を入れていくと県政の方向性を示しました。

 村井知事「人口減少対策やDXの推進、企業誘致など富県躍進につながる取り組みを更に推し進め、次の中期に向けて弾みをつける年にしたいと思います」

 訓示は県政の方向性を職員と共有し、円滑な運営につなげようと庁内のテレビ放送を通じて行われました。

 村井知事は新年度に力を入れる施策として、人口減少対策とデジタル技術の活用による変革、それに半導体産業の振興の3点を挙げました。

 このうち半導体産業の振興については、地域経済などへの好影響が期待されるとして波及効果を最大限に高めたいと述べました。

 村井知事「我が県の半導体産業振興ビジョンを速やかに策定し、関連産業の更なる集積、人材育成、産学官連携、台湾からの受け入れ環境整備などに全県を挙げて取り組んでいきます」