派閥の裏金問題をめぐり、自民党は党紀委員会で安倍派と二階派の議員ら39人の処分を決定します。宮城県関係では宮城3区選出の西村明宏前環境大臣が対象となっています。

 自民党は、4日夕方から開かれている党紀委員会で安倍派と二階派の議員ら39人の処分を決定します。

 自民党の党紀委員会は、党の規律を乱す行為などを行った議員らに対する処分を決める機関で、衆参両院の議員や元議員、民間人の計18人で構成されます。

 処分の対象は、過去5年間で収支報告書の不記載などが500万円以上あった議員らです。

 宮城県関係では、宮城3区選出の西村明宏前環境大臣が派閥のノルマを超えたパーティー券収入が554万円あったとして対象となっています。

 自民党は、不記載の金額が500万円から1000万円の議員は比較的軽い処分の戒告とする方針です。