人質立てこもりなどけが人の発生が想定される重大事件に備えて、宮城県警と東北大学病院は現場で応急治療に当たる医療チームを派遣する協定を結びました。

 東北大学病院で締結式が行われ、宮城県警の杉本本部長と東北大学病院の張替病院長が協定書に署名しました。

  医療チーム宮城IMATは、人質立てこもりや乗り物の乗っ取りなど、けが人が想定される重大事件が起きた際に現場に派遣されます。

 負傷者が出た場合、救急搬送までの間現場や周辺で応急治療に当たります。

 宮城県では2015年、大崎市鹿島台の金融機関で男がガソリンをまいて立てこもる事件が発生していて、こうした事案への迅速な対応が期待されています。

 東北大学病院藤田基生医師「日々取り組んでいる業務そのものが、現場で生かせるように準備をしていきたいと思っています」

 宮城県警捜査一課大山栄太課長補佐「万が一にも負傷者が出た場合にすぐに応急治療していただけますし、憂いなく警察活動に従事できるというのは非常に有意義なものであると感じています」

 警察と医療機関の協定は全国で結ばれていて宮城県は22例目、東北では3例目です。

 宮城IMATは、4月1日から運用が始まります。