楽天イーグルスの本拠地、楽天モバイル 最強パーク宮城は今シーズン名前だけではなく外野フェンスも変わり、前シーズンよりもぐぐっと前に出ました。

 ライトは4メートル、レフトは6メートルそれぞれ前方に新たなフェンスが設置されました。

 楽天野球団スタジアム部山縣大介部長「ホームランがよりでやすく、外野手がフェンス際でキャッチするダイナミックなエキサイティングなプレーを皆さんに見ていただきたいと球団で作らせてもらいました。球場は元々非対称ですけど、風の抜け方が一定ではないレフトの方がより風の影響を受けやすいこともあって、距離を考えて今の形に」

 フェンスを前に出したことで、ホームランが確実に増えると言われています。

 過去にフェンスを新設した球団の本拠地でのチームホームラン数です。

 2015年に最大5メートル前に設置したソフトバンクは、前年の34本から77本に。2019年に最大4メートル前に出したロッテは、前年の36本に比べ72本といずれもホームランが倍増しています。

 2025年は本拠地でのチームホームランが32本だった楽天は、64本に増える可能性があります。

 楽天野球団スタジアム部山縣大介部長「ホームランゾーンに入った時に、何かファンに楽しんでいただけるような企画を絶賛検討中でして、近々発表させていただく予定となっています」

 フェンス改修には、ホームランを増やしてよりエキサイティングな観戦体験を来場者に提供したいという狙いがあります。

 球団が検討中としていた、ファンが楽しめる企画の詳細が分かりました。

 レフト側はアイリスオーヤマレフトホームランゾーンと名付けられ、ホームランが入れば1本につき1つアイリスオーヤマの商品が来場者に抽選で当たるということです。

 ところでホームランについては楽天も増えますが、相手チームも増えてしまいます。楽天の投手陣はどう思っているのか聞きました。

 藤井聖投手「だいぶ狭いなと感じた。より一層低めへの制球が必要になってくる」

 荘司康誠投手「ファンの皆さんはホームランがが出たほうが盛り上がると思うし、新しい楽しみが増えるが、僕としては打たれたくない。三振を増やしたいのはもちろん、打球速度を出させない投球をしたい」

 西口直人投手「多分投手の中で喜んでいる人は1人もいないと思うんですけど。これちょっと厳しいねと話しているが、お互い条件は同じ。何とか打たれることを少なくして、味方のホームランが増えれば新球場の意味もあるかなと」

 古謝樹投手「球場が狭くなることによって投手がもっと考えることが増えるし、その分投手力が高くなるのではないかと、自分自身メリットだと思って頑張りたい」

 いずれにしても、大きく変わった球場ではこれまで以上にエキサイティングな試合が楽しめそうです。