台湾東部で起きた地震を受け、宮城県で義援金を募る動きが広がっています。

 宮城県庁本庁舎の1階受付に8日、募金箱が設置されました。各地の合同庁舎では、10日から設置されます。このほか南三陸町や仙台市でも義援金を募っています。

 宮城県は東日本大震災後に台湾から食料や衣服、レスキュー隊の支援を受け台湾の経済団体からも義援金として3800万円が寄せられました。

 南三陸町では、震災で全壊した病院の再建費用として台湾の赤十字から建設費の4割に当たる約22億円の支援を受けました。

 県国際政策課丹野貢誌さん「東日本大震災の際には、台湾の皆様から大変多くのご支援をいただきました。ご恩に報いるために設置したので、県民の皆様にも是非ご協力をお願いします」

 県庁では当面の間募金箱を設置して、義援金は日本赤十字社を通じて台湾の被災地に送られます。