売り上げを隠すなどして法人税と消費税計7600万円を脱税したとして、仙台市の建設業者が仙台国税局から仙台地検に告発されました。

 法人税法違反などの疑いで告発されたのは宮城野区の建設業、日昇工業と前代表取締役の男性(62)です。

 仙台国税局によりますと、前代表取締役は太陽光発電の設備工事の売り上げを申告せず、架空経費を計上する手口で約2億3700万円の所得を隠しました。

 それにより法人税約5400万円と消費税約1200万円を免れ、不正に消費税約1000万円の還付を受け脱税した疑いが持たれています。

 脱税した金は、前代表取締役の個人的な投資と遊興費に充てられていたということです。