宮城県の気仙沼港では台風7号が接近する前に水揚げを済ませてしまおうと、カツオ漁船が次々と入港しました。
気仙沼港では台風7号が近づいていることや魚市場のお盆休みが明けたことから、16日朝、次々とカツオ漁船が入港し水揚げを行いました。
魚市場によりますとカツオの一本釣り船は16日の1日で20隻が入港。310トンあまりを水揚げしたということです。
生鮮カツオの水揚げ日本一を誇る気仙沼港、今シーズン水揚げは好調ですが台風による影響を懸念する声も漏れています。
第23長久丸石森優樹漁労長「(台風で)多少なりとも海は荒らされるんじゃないですかね。水温の大きな変化は出てくると思います。カツオがいなくなる方が心配されますよね。魚がいなくならないで欲しい」
第18裕喜丸明神初彦漁労長「台風が過ぎてから出港する予定です。みんな一緒ですからね各船。自然現象ですから諦めてます」
カツオ漁船は台風の状況を見ながら、17日にも北海道沖の漁場などへ向け出港するということです。