仙台市バスは、2023年度に44のすべての路線で赤字となったことが分かりました。すべての路線での赤字は4年連続です。
仙台市交通局は、市バスの路線別の収支状況をまとめました。
それによりますと、コロナ禍で落ち込んでいた乗客数は回復傾向にあるものの、2023年度、44のすべての路線で赤字となりました。
すべての路線での赤字は4年連続です。
最も採算性が低かった路線は余目線で、100円の収入を得るために1242円掛かりました。
最も採算性が高かった路線は桜が丘線ですが、それでも100円の収入を得るために113円の費用が掛かったということです。
交通局では「乗客数は回復傾向にあるものの、燃料費の高騰などで収支的には厳しい状況が続いている」としています。