新米の季節を迎え、農薬や化学肥料の使用量を減らして栽培された環境保全米の試食会が仙台市青葉区で開催されました。

 試食会は、農薬や化学肥料の使用量を通常の栽培の半分以下に減らした環境保全米の魅力を発信し、更なる消費拡大につなげようとJAグループ宮城などが開催しました。

 環境保全米は、宮城県の主食用米の作付面積の約3割を占め32市町村の学校給食でも提供されています。

 関係者や市民など約60人の参加者は、ひとめぼれやササニシキなど4種類の新米を味わいました。

 「すごくしっかりしていて新米だからというのもあるかもしれないが、ちゃんと甘みも乗っているし前年よりおいしく感じます」

 みやぎの環境保全米県民会議佐野和夫会長「前年は味について苦戦したが、どの品種も大変おいしく消費者の方に自信を持って届けることができるということで、非常に安心している」