アメリカがウクライナとの鉱物資源開発を巡る基金をつくることで合意したことについて、ゼレンスキー大統領は「バチカン会談の最初の成果」と述べました。

　アメリカとウクライナは4月30日、ウクライナ国内で鉱物資源を共同開発し、その収益をもとに「復興投資基金」を設立することで合意しました。

　この合意内容についてゼレンスキー大統領は1日、SNSに「ウクライナへの投資の機会を創出する真に対等な協定でその意義は極めて大きい」と投稿しました。

　また、先月26日に訪問中のバチカンでアメリカのトランプ大統領と会談した際に「合意締結への準備状況について話し合った」と明かし、「バチカン会談の最初の成果が実現した。これは真に歴史的な意味を持つものだ」と述べました。